女性目閉じる◆電話線は1対(2芯)、LANケーブルは4対(8芯)と必ず偶数で構成されていますが、なぜでしょう。

答えは、回路にすることで電気が流れます。だから必ず対になることが必要。
□→→→→□
↑    ↓
□←←←←□

◆線の詳細
12が送信のペア
36が受信のペア
4578は利用してません。(なくても通信できます。)
pinアサイン
◆なぜPC間はクロスケーブルにする必要があるのか?
12が送信用で36が受信であることは全PCで共通しています。
もし、2台のPCをストレートケーブルで接続すると、、
[PC1]     [PC2]
1(送信)→→→1(送信)
2(送信)→→→2(送信)
3(受信)←←←3(受信)
4
5
6(受信)←←←6(受信)
7
8
このように、PC1の送信データがPC2の”受信”ではなく”送信”ポートに送られます。これでは、正常に通信ができませんよね。
送信ポートから受信に送るため、1236のケーブルをねじるクロスケーブルが必要になります。
[PC1]     [PC2]
1(送信+)→→→3(受信+)
2(送信−)→→→6(受信−)
3(受信+)←←←1(送信+)
4
5
6(受信−)←←←2(送信−)
7
8
※ +にはプラスの電流、−にはマイナス電流が流れます。

◆同軸ケーブル,より対線、光ケーブル
・STP(Shielded Twist Pair Cable):シールドに覆われたツイストペアケーブルで、ノイズを受けにくい。
・UTP(Unshielded Twist Pair Cable):UTPはシールドに覆われていないツイストペアケーブルである。STPに比べて取扱いが簡単だし安価である。ノイズを受けやすいことは事実であるが、通常の環境では問題にならないので、とても普及している。

◆カテゴリ
・Cat3 10M
・Cat5 100M
・Cat5e 1000M
・Cat6 1000M、55mだけであれば10G可能
・Cat6e 10G
・Cat6a 10G STPのみ
・Cat7 10G〜 STPのみ

◆1000BASE-T
・IEEE 802.3abで規定されている。
・100BASE-TXでは、1,2ポートが送信で3,6ポートが受信に使われる。
これに対し1000BASE-Tでは、各ポートが全二重通信をする。各ペアで250M、合計4本で1000Mである。
・過去問では、1000BASE-Tの説明として、「4対のUTPケーブルを使用し、最大距離は100mである。(H19NW午前問 45)」と述べている。
・全二重ということは、上りと下りで各1000Mなので、合計2000Mbpsである。

◆過去問
 これまでの力試しということで、以下の問題を解いてほしい。答えだけでなく、なぜそれ以外の選択肢が間違っているかも考えてほしい。
【H20NW午前 問42】
LANケーブルに関する説明として、適切なものはどれか。

ア LANケーブル内の対になった導線がより線となっているのは、導線に発生する外来ノイズを減らすためであり、ケーブル内のすべての対のピッチは均一の方が効果が高い。

イ カテゴリ5EのUTPケーブルは1000BASE-Tで利用される非シールドより対線であり、2本の導線が4対収められている。

ウ カテゴリ6のUTPケーブルを使用する1000BASE-TXでは、1対のより線で250Mビット/秒のデータを上り下り同時に送り、4対合計で1Gビット/秒の全二重通信を実現している。

エ 対線は2本の導線の電位差で情報を伝え、この対線に発生する外来ノイズの大きさは2本の導線の間隔に反比例する。

正解は イです。
ウは1000BASE-TXではなく、1000BASE-Tの内容について述べています。