(1)VoIPとは
 VoIP(Voice over Internet Protocol)とは、音声をパケット化してIP網で通信する技術である。
 従来のアナログ電話は、RJ11と呼ばれる形状の規格から2wの線で接続していた。
VoIPでは、インターネットやLANで利用するRJ45という形状の8wの線で接続する。※VoIPは、LANケーブルに限っているわけではない。

(2)2種類のデータ
VoIPのデータには、以下の2種類がある。
1)音声データ
 実際の通話をする音声データである。IPパケットで音声を運ぶ。プロトコルはRTPを使う。
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RTPって聞きなれないですね。
なぜそれを使うのですか?
 TCPはUDPに比べて遅い。音声はリアルタイム性がいるからUDPでおこなう。しかしUDPには順番制御ができない。
 これでは、「こんにちは」が「こんちはに」になってしまう。そこで、順序制御が可能なRTPを使う。RTPはタイムスタンプ情報をもっており、受信側ではそのタイムスタンプによって順番を制御することができる。

2)呼制御
 通話をするには、まずは相手と接続しなければならない。そのための仕組みが呼制御である。H.323やSIPがあるが、最近はSIPが主軸。
 電話は電話番号を利用する。そこで、電話番号とIPアドレスの管理が必要になる。、また、「プルルル」「プ・プ・プ(話し中)」、通話開始と切断、などと、電話ならではの制御が必要。これが呼制御

■参考
試験には関係がない情報
・PBXの機能がCisco Call Manager
・電話機はCisco IP Phone