わかりやすく書いているつもりだが、わかりにくいかもしれないので、それはご了承ください。
簡単な例として、ディスクを3台とする。
RAID5
データ領域は3ビットとする(左の番号がビット数を表わしている)。1台目には000の3ビット、2台目には011の3ビットが格納されている。
RAID5なので、3台で2台分のデータ領域を持つ。3分の1の領域がパリティである。 よって、各ディスクでは3ビットの中で、2ビットがデータ領域、1ビットがパリティである。
1台目でいうと、1ビット目と2ビット目がデータ、3ビット目がパリティである。
パリティの計算方法は、ディスク横断でパリティを計算する。(注意)
なぜなら、ディスクごとにパリティを計算した場合、ディスクが壊れるとパリティも同時に壊れるので、復元ができない。
1ビット目のパリティの計算方法は、0+0=0である。

ではここからが本題。
どのディスクが壊れても、本当に復旧できるのか?
できたらすごいことだ。だって、1台分のパリティで、どのディスクが壊れてもいいということは、実質3台分のデータを持っているのと同じだからだ。
今回は3台だけであるが、10台であればすごいことになる。10台分のバックアップをとるには10台のディスクが必要だと思うが、それもわずか1台でやってしまっている。
私はかなり感動しているのだが、私だけだろうか。

では、1台目が壊れたとする。
1台目の1ビット目の計算式は以下だ。
1台目 + 2台目 =パリティ(3台目) ※+は論理和
2台目は0でパリティは0なので、1台目は0が求められる。
これを繰り返せば良い。なので、ディスク障害を復旧するには多少の時間がかかる。

どうでしょう、これを考えた人はすごいですね。どのディスクが壊れても復旧できました。

この手順を見れば、複数ディスクが同時に壊れた時は復旧できないことがお分かりいただけると思います。