IPアドレスはインターネットの世界の住所と考えればよい。例えば某出版社の住所を北緯と東経の数字で表すと、以下のようになる。「北緯35度41分,東経139度45分」
しかし、これだとどこにあるのか分かりにくいし、覚えにくい。そこで、「千代田区大手町1-3-7」と表記すれば、人間に分かりやすい。これがDNSと考えてみてはどうだろう。しかも、階層構造だ。
女性直立

DNS(Domain Name System)の仕組みや、キャッシュサーバ、コンテンツサーバ、再帰問い合わせの意味、動作の流れに加え、セキュリティ対策は以下のサイトにて丁寧に解説されている。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/DNS_security.pdf (旧リンク)

ページ数はそこそこあるが、DNSを理解するにはとても良い資料です。
また、DNSを理解する最もいい方法は、自分でDNSサーバを立てることである。
「自宅サーバ」関連の本を一冊用意し、古くなったPCに本に添付のCDでLinuxをインストールする。そして、DNSサーバを立ててみよう。ドメインは1000円程度で取得できる。

参考1
DNSのROOTサーバは世界に13個ある。13台というわけではなく、当然各DNSルートサーバで冗長化されているので、台数は山ほどある。
DNSサーバを構築したら、一度ルートファイルを見てほしい。日本にもサーバがあり、13番目のMがそうである。

参考2(本当にどうでもいい情報)
example.comは、資料などのために自由につかっていい。誰かがこのドメインを取得することはできない。

過去問をみてみよう。
DNSのいい勉強になるので、是非チャレンジしてほしい。※実際には空欄は選択式
 インターネットで使われるドメイン名及びIPアドレスは,  DNSを利用して管理されている。DNSは,多数のDNSサーバで構成される[ a ]データベースであり,ルートDNSサーバを頂点とし,ドメイン名空間と呼ばれるツリー構造を構成している。
 インターネットでは,[ b ]と[ c ]を考慮して,13のルートDNSサーバが配置されている。
 DNSのツリー構造の最上位に位置するルートDNSサーバの配下には,ドメイン名(例:jpドメイン,co.jpドメインなど)に対応したDNSサーバがある。あるドメイン名を管理するDNSサーバに関する情報は,ツリー構造の[ d ]のドメイン名を管理するDNSサーバが保持している。ホストに関する情報は,そのホストが所属するドメイン名を管理するDNSサーバが保持している。
 ドメイン名の中で,www.example.co.jpのように特定のホストを表現したドメイン名を[ e ]と呼ぶ。
 (中略)
一つのドメインを管理するDNSサーバは,通常は[ c ]を考慮して2台のサーバで構成される。一方を[ f ]、もう一方を[ g ]と呼ぶ。
(H18SW秋午後1問1)

正解は以下
a 分散型
b 負荷分散
c 可用性
d 上位階層
e FQDN
f プライマリサーバ
g セカンダリサーバ