ネットワークスペシャリストの試験ではあまり深いところまでは問われないと思いますので、参考程度に。

◆10Gビットイーサ
・IEE802.3ae
・10Gのイーサネットの場合は、CSMA/CD方式や半二重をサポートせず、全二重通信のみである。(1Gのイーサネットの場合は、CSMA/CDをサポートしている)
・光ファイバーケーブル毎の伝送距離
MMF:最大伝送距離300m
SMF:最大伝送距離 10km、40km ※コア径などによって異なる。

◆10GBASE-T
・10Gは通常であれば光ケーブルでの接続であったが、メタルのLANケーブルを使って通信するものが10GBASE-Tである。
・ケーブルはCat6(またはCat6e)、Cat6a,Cat7を利用する。お勧めはSTPのCat6aやCat7である。UTPでも可能だが、ノイズの関係で高速通信は難しいかもしれない。
・最大伝送距離は1000BASE-Tと同じ100mであるが、Cat6は55mしか出ない。Cat6aからは100mが伝送できる。(※Cat6はそもそも、1000BASE-T用の規格である。)

※参考:Cat6aでは、エイリアンストロークとよばれるノイズに対応する工夫がされている。クロストーク(cross talk)とは、その英単語が意味するようにお互いがクロスして話すことである。干渉して良く聞き取れないですよね。

◆過去問より
過去問を確認することで、どの程度の内容が問われているかを確認しましょう。
がある。
【H20NW午前 問40】 
10Gビットイーサネット(IEEE802.3ae)の特徴として、適切なものはどれか。

ア SONET/SDHとの相互接続性をもつ。
イ STPケーブルを用いる接続方式である。
ウ 接続距離は最長100mである。
エ 半二重モードがサポートされている。

正解はア
・アを選ぶのは難しかったかもしれないが、消去法で正解を導いた人も少なくないだろう。
・SONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy):SONETは昔から利用されている光ファイバーによる高速通信の規格。個人や法人ではなくインフラ事業者が利用している。SDHはSONETを基に世界標準化したもの
・イ、ウ、エが正解ではないことは、これまでの解説を確認してほしい。