POP3は、電子メールを受信するプロトコルの一つ。普及度合いはかなり高い。APOPやIMAP4などの他のプロトコルもあるが、これらに比べて圧倒的に普及している。Post Officeは郵便局の意味で、メールを郵便(手紙)と考えれば、この名が付いたのも理解できるのではないでしょうか。
  H20秋FE午前問50では、「電子メールシステムで使用されるプロトコルであるPOP3の説明」として,「メールサーバのメールボックスから電子メールを取り出すときに使用するプロトコル」と述べている。
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POP3は、かなり普及していますよね。
私もPOP3を使っています。
POP3に何か問題でもあるのですか?
まあ、運用でカバーできる範囲だが、いくつか問題というか課題がある。
まずは、過去問(H23NW午後玉2)を見てみたい。
Y社では,PCのフォルダに保存したメールの障害時に備えた対応作業は,社員に任せている。 POP3とIMAP4の違いは,メーラを使っているだけではほとんど意識されない。しかし,J数のPCで同じメールアカウントを使用するときには,違いが分かる。

設問4 〔現在のメールシステムの構成と利用状況〕について, (1)〜(3)に答えよ。
(1)社員に任せている,障害時に備えた対応作業の内容を,30字以内で述べよ。
(2)本文中の下線のときに,POP3で発生する問題を,30字以内で述べよ。

■試験センターの解答例は以下である。
設問4 (1) PCに作成されたフォルダのメールのバックアップ
 (2) 複数のPCから,同じメールを読むことができない。

どちらも、それほど致命的な問題ではないが、IMAP4であれば、メールをサーバ側で管理するので、(1)の問題に対処できる。
また、IMAP4はWebメールのように、メールボックスをサーバに持つので、(2)の問題にも対処できる。