複数の人が通信する場合には、有線であれ無線であれ、複数人で共有利用する必要がある。ネットワーク試験で覚えるべきなのはWDMとTDMくらいであろうかと思う。

せっかくなので、試験に出ない部分も解説したい。
(1)WDM(Wavelength Division Multiplexing) 波長分割多重
 過去問ではWDMのことを「一本の光ファイバで、波長が異なる複数の光信号を多重化することによって、広帯域伝送システムを実現する技術(H20NW午前 問23)と述べている。

H19午後1問1にもWDMに関する出題がされているので、後ほどまとめたい。

(2)TDM(Time Division Multiplexing) 時分割多重
 ISDNで利用されるピンポン伝送もこの一つ。ピンポン伝送は、上りと下りで交互に通信をする。卓球のピンポンの動きから来ています。
TDMという装置は、10年ほど前に流行りました。
イメージでいうと、100人が同時にしゃべる場合に、時間を区切ってしゃべるのだ。Aさん、Bさん、Cさんと順番に。これで、混線は起こらない。ただ、この間隔は短くしないと通話にならない。そこはTDMAがうまくやっている。

(3)SDM(Space Division Multiplexing)空間分割多重
 単に線や電波を分ける。

(4)FDM

(5)CDMA(Code Division Multiple Access)
 主に携帯電話で利用される通信方式。IDO(現在のAU)がCDMA-ONEとして大々的にCMを打っていたのが懐かしい。。
CDMAがすごいのは、逆転の発想である。TDMのように混線しないように分割するのではなく、どうせなら混線させて、同時に通信させちゃえと。
その代り、それぞれに異なるCode(符号)をつけて送ろうと。例えば、Aさんの会話には1番の符号をBさんの会話には2番の符号をつける。聴く側(受信側)は、Aさんの会話だけ聴きたい場合は、1番の符号がついているものだけ取得し、符号をはずす。
(※例えで書いているので、現実とは多少違う面もある。実際にはもっと複雑な処理をしている。)