IP-VPNサービスは,通信事業者が提供する拠点間接続のWANサービスです。広域イーサネットでは,レイヤ2レベルでの接続を可能にしましたが,IP-VPNでは,拠点間の接続にルータを設置し,レイヤ3レベルでの接続を可能にします。
また、インターネットVPNも,レイヤ3レベルでのサービスになります。

過去問(H30NW午後橘3)に、IP-VPNについて整理されているので紹介します。
(i)IP-VPN
・IP-VPNは,通信事業者が運営する閉域IPネットワーク(以下,事業者閉域IP網という)を利用者のトラフィック交換に提供するサービスである。
・IP-VPNは,〇業者間域IP網内で複数の利用者のトラフィックを中継するのに,RFC 3031で規定された方式が用いられる
・利用者のネットワークと事業者閉域IP網との接続点において,利用者が設置するCE(Customer Edge)ルータから送られたパケットは,通信事業者のPE(Provider Edge)ルータで[  ア:ラベル ]と呼ばれる短い固定長のタグ情報が付与される。
・事業者閉域IP網内では,▲織鮎霾鵑鮖仮箸靴特羞され,[ ア:ラベル ]は対向側の[ イ:PEルータ ]で取り除かれる。

設問2 〔WAN構成の検討〕について,(1),(2)に答えよ。
(1)本文中の下線,砲弔い董IP-VPNサービス提供のために事業者閉域IP網内で用いられるパケット転送技術を答えよ。
(2)本文中の下線△砲弔い董せ業者間域IP網内の利用者トラフィック中継処理において,タグ情報を利用する目的を,25字以内で述べよ。
(1)はMPLSです。
IP-VPNサービスのキーワードはMPLSとラベルの2つです。覚えておきましょう!

(2)は、「利用者ごとのトラフィックを区別するためです」。MPLSは高速な転送を実現しますが、今回の設問は「タグ情報を利用する目的」た問われています。

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