合格する、しないの単純な差とは?

自分の受験経験、講師としての指導経験から、合格するしない差は単純なものだと思えてならない。
まず、基礎学力がいるという観点から、最低限の学力はいる。ただそれは学歴のよしあしとはほぼ無縁だ。学歴がよくても勉強しなかれば受からない。学歴がなくてもきちんと勉強すれば受かる。

1.点数が60点を超えていれば合格する
2.良い点数をとるには、60点を超えるための能力がいる。
3.その能力に達するには量と質を満たした勉強が必要。量だけでも質だけでも不十分。

ここまでは当たり前であろう。
ようは、「合格するための必要な量と質をクリアする勉強をすれば合格できる」のである。
不合格になる人はこれができていない。私がこれまで数多くの不合格になってきた原因は、必要な量と質をクリアできていなかった。

■不合格の例1:そもそも絶対的な量が足らない。
私は、合格できる最低ラインの目安として、「(テキスト1冊をやりとげるという)基礎知識の学習」と、「過去問4年間を3回分」だと思う。ところが、不合格者のほとんどはこれをクリアしていない。圧倒的な基礎知識がある人や運よく受かる人からすると、「そこまでやらなくても受かる」かもしれないが、それにしても不合格者の多くは勉強量が圧倒的に少ないと感じる。

■不合格の例2:質が悪い。
過去問4年分といっても、レベルがある。ペンも持たずに眺めているだけではやったうちに入らない。基礎知識の学習も、腹の底から理解できるレベルまで読んでこそである。

とうことは、「合格するには、量と質で合格ラインをクリアすればいいだけ」という簡単な理論である。では、なぜ不合格者はそれをクリアできないか。
「仕事が忙しい」「難易度が高いから今の自分のレベルでは合格は無理」、「いずれ受かればいいので」などが表に出てくる理由であろう。
ここからは、私自身の不合格経験によるところが多いが、理由は単純。
ようは、やる気(モチベーション)である。
合格するかしないかは、やる気(モチベーション)のウエイトがかなり大きい。
当然それ以外の要素もたくさんあるが、やる気が無ければ、合格に達するまでに必要な勉強量と質が確保できない。いかに自分をもりたて、やる気を出すか。それがなかなかできないのであるが、合格するかしないかの単純な差はここにあると思う。