情報処理技術者試験ではローミングと言いますが、ハンドオーバーという言葉のほうが、なじみ深いかもしれません。両者の定義の違いはITproにありますが、ここでは両者を同じものとして解説します(後半にメモとして記載します)。
女性直立

過去問では、無線LAN(IEEE802.11)のローミング機能を「異なるアクセスポイントのエリアに端末が移動しても、そのまま通信を継続できるようにする機能(H16NW午前 問40)」と述べられています。
この機能はなかなか便利です。あまりないだろうが、パソコンを持って1階から2階に上がるとき、APが自動で切り替わるローミングにより、通信が(ほとんど)切れない。
携帯電話ではローミングの機能により、新幹線などの高速移動通信中でも通信の継続性を保っている。

Q. ローミングを処理しているのは以下のどれ?
 ア AP
 イ パソコンの無線LANカード
 ウ 無線LANコントローラ

 ローミングはAPではなく、パソコンの無線LANカードでの処理である。無線LANカードが、常にAPから電波を受信し、電波の強いAPと自動で接続しているだけである。だから、例えば移動していなくても、接続しているAPがダウンしたら、自動的に違うAPと接続を始める。
 ローミングするためには、SSIDや認証キーなどを合わせておく必要がるのが注意点です。

■ローミングとハンドオーバの違い
過去問をみてみましょう。無線LAN(IEEE802.11)のローミング機能を「異なるアクセスポイントのエリアに端末が移動しても、そのまま通信を継続できるようにする機能(H16NW午前問40)」と述べています。また、「ハンドオーバ」に関しては、「無線LAN端末がAP間を移動(H29NW午後玉2)」とあります。
ローミングは、異なる携帯事業者のエリアでも、通信をできるようにするサービスを思い浮かべる人もいるでしょう。
ローミングは、携帯や無線を提供する事業者側の仕組みで、ハンドオーバは、端末が移動する際にAPを切り替えることで、端末側の仕組みと考えて下さい。
ただ、同じと思って学習して問題ありません。

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