1.マークアップ(Markup Language)言語とは
HTML(HyperText Markup Language)とXML(eXtensible Markup Language)は、どちらもマークアップ言語です。
マークアップ言語に関して、過去問(H25年春IP問69)では「マークアップ言語では,画面表示や印刷などを目的に,文章の内容だけでなく,文書構造やレイアウト情報,文字のフォント及びサイズなどを指定する記述を直接埋め込むことができる」とあります。
HTMLがマークアップ言語の代表です。<font>などのタグを使うことで、色や文字の大きさなどを指定することができます。

2.HTMLとXMLの違い
Webのページ作成に利用されるHTMLとXMLについてです。XMLに関して、応用情報技術者試験のシラバスでは、「HTML の機能に加えて,独自にタグを定義することができる機能を備え,主にインターネットを介したデータ交換に利用されている」と述べられています。

さて、両者の違いは何でしょうか。次の過去問(H24春IP)を見ながら確認をしましょう。
問67 HTMLに関する記述として,適切なものはどれか。
ア タグを使ってWebページの論理構造やレイアウトが指定できるマークアップ言語である。
イ ブラウザで動作する処理内容を記述するスクリプト言語である。
ウ ブラウザとWebサーバとの間で行う通信のプロトコルである。
エ 利用者が独自のタグを定義してデータの意味や構造を記述できるマークアップ言語である。
選択肢アがHTMLの説明で、HTMLは「タグを使ってWebページの論理構造やレイアウトが指定できるマークアップ言語」です。
選択肢エがXMLの説明で、XMLは「利用者が独自のタグを定義してデータの意味や構造を記述できるマークアップ言語」です。
ちなみに、選択肢イはJavaScriptです。

(H19秋AD午前)
問45 HTMLによるハイパテキストの特徴として,適切なものはどれか。
ア 文書情報を扱うので,画像ファイルへのリンクはできない。
イ リンクは階層構造なので,別のテキストに移動する場合は一度最上位の階層まで戻らなければならない。
ウ リンクは双方向の情報をもつので,テキスト間を自由に行き来できる。
エ リンクをクリックすることによって,指定されたテキストに移動できる。
 
(H19春AD午前)
問22 HTMLとXMLの特徴を比較した記述のうち,適切なものはどれか。
ア HTMLでは属性値をすべて二重引用符(")又は一重引用符(')で囲む必要があるが,XMLではその必要はない。
イ HTMLではユーザが独自に要素を定義できるが,  XMLでは言語仕様で決められた要素だけが有効である。
ウ HTMLでは要素によっては終了タグを省略できるが,  XMLでは開始タグと終了タグで内容を囲むか,空要素の形式で記述する必要がある。
工 HTMLでは要素名の大文字と小文字を区別するが,XMLでは区別しない。
 
(H24秋FE午前)
問8 XMLの特徴として,最も適切なものはどれか。
ア XMLでは,HTMLに,  Webページの表示性能の向上を主な目的とした機能を追加している。
イ XMLでは,ネットワークを介した情報システム間のデータ交換を容易にするために,任意のタグを定義することができる。
ウ XMLで用いることができるスタイル言語は,  HTMLと同じものである。
エ XMLは,  SGMLを基に開発されたHTMLとは異なり,独自の仕様として開発された。