女性目閉じる  

最近では、ルータではなく、レイヤ3スイッチングハブ(以下L3スイッチ)を使うことが増えているようですね。
両者の違いは何ですか?
まずは、過去問(H17SW秋午後問1)を確認する。
社内LANなどの比較的大規模なLANを構築する場合,最近ではルータではなく,IPの処理も可能なレイヤ3スイッチングハブ(以下,スイッチという)を用いる例が多い。フィルタリングなどの多機能性に重点を置いたルータに対して,スイッチでは[ ク ]に重点を置いている。大容量のファイルを扱うファイルサーバヘのアクセスや,映像コンテンツの利用には,スイッチが適している。
 ちなみに、空欄クには「通信の高速化」が入る。

基本的な違いの根底に、ルータは「ルーティング(経路制御)」が主軸。L3スイッチは、スイッチングが主軸であることを理解する。
そのうえで、いくつか述べる。

(1)ルータ
・WANで使うことが多く、WANで必要な機能をそろえている。
・ルーティング機能が充実しており、RIPやOSPFだけでなく、BGPやその他のルーティングプロトコルもサポートしている。
・IPsecの設定、PPPoEの設定、ISDNの接続ができるなど、WANでの利用シーンに沿った機能を持つ。

(2)L3スイッチ
・LANで使うことが多く、LANで必要な機能をそろえている。
・基本は、スイッチなので、ルーティング機能がメインではない。シスコ社の場合、OSPFやBGPなどのルーティングプロトコルを使う場合は、別途ソフトウェアが必要になる。
・スイッチなので、24ポートや48ポートなど、ポート数が多い。
・LANでは重要な機能であるVLANやSTP、リンクアグリゲーションなどに関して、細かな設定ができる。