最近は無線LANコントローラ(WLC)を使った無線LANが多い。

WLCの機能および特徴
WLCの機能及び特徴に関しては、H24NW午後1問2に記載がある。
B君は,既に無線LANを導入している本社の経験を基に,ネットワーク担当者の運用負荷の軽減と効率向上を考慮し,BCにWLCを導入することにした。ネットワーク担当者は本社で業務を行っており, WLCを利用すれば,遠隔地のBCへ出向く回数が抑えられると考えたからである。導入予定のWLCは,本社に導入したAPと同じメーカの製品であり,次のような機能がある。
 ・APの構成と設定を管理する。
 ・APのステータスを監視する。
 ・AP同士の電波干渉を検知する。

つまり、WLCによって、集中的な管理が行える。

WLCの動作モード
同じくH24NW午後1問2に以下の記載がある。
今回の構成では,APがネットワークに参加すると, WLCとAPの間には,トンネルが構築される。そのとき, WLCは,次の二つのモードのいずれかで動作する。
 なお,トンネル化しても,データ量の増加は無視できる程度である。
.癲璽稗繊Ю楝鎧の制御用通信だけがトンネルを使用し,データ用通信は,ノート間で直接行われる。
▲癲璽稗臓Ю御用通信だけでなく,データ用通信も含めた全ての通信がトンネルを使用する。
Ciscoにしても、Arubaにしても、メジャーな無線LAN製品はWLCを経由することが多いと感じています。この問題文の言葉で言うとモードBである。
wlc
では、過去問(H29秋NW午後玉筍押砲鮓てみましょう。
(2)本文中の下線の方式について,無線LAN端末による通信がWLCを経由する方式と比較したときの利点を二つ挙げ,それぞれ40字以内で述べよ。
※下線は「GЬ攜紊帽圓錣譴詭祇LAN端末による通信は、WLCを経由しない。」とあります。
現在普及している製品では、後者のWLCを経由させるものが多いと感じます。その利点は、WLCで認証後の通信に関するポリシーなども一元管理できるからです。たとえば、ACLによるセキュリティのコントロールがしやすくなります。
今回は、WLCを通らない場合の利点が問われています。
ネットワークスペシャリストを目指す女性SEあれ? 

WLCを毎回経由すると、WLCにつながっているLANケーブルの帯域が圧迫されそうですね。
その通りです。すべての通信がWLCを経由しますので、WLCに接続されているケーブルの帯域だけでなく、WLCの負荷も大きくなります。場合よってはWLCがボトルネックになり、通信速度が落ちる可能性があります。また、WLCがダウンすれば、通信ができなくなってしまいます。
この2点がこの方法のデメリットであり、その裏返しが解答の軸になります。
 40字以内でまとめると、以下のようになります。 

【試験センターの解答例】
・WLCに通信の負荷が集中するのを抑制することができる。
・認証後にWLCに障害が発生しても,その無線LAN端末の通信は継続できる。