E主任は、ぅ如璽織札鵐燭鬚泙燭るSLB-M間の通信による影響を懸念し,調査を行ったが,問題ないことが分かった。そこで,新方式のシステム構成案の動作検証を行い,次の処理手順で負荷分散が行われていることを確認した。
 (1) Webブラウザ(又はWebブラウザが利用するISPのキャッシュDNSサーバ)は. DNS-P又はDNS-Sに対してWebサイトの名前解決を要求する。
 (2) DNS-P又はDNS-Sは, Webサイトのドメインの[ エ ]DNSサーバとして, DC-CとDC-DのSLB-Mを応答する。

[Question17][ エ ]に当てはまる字句を答えよ。



A17 権威

 (3) Webブラウザは, SLB-Mに対してWebサイトの名前解決を要求する。
 (4) SLB-Mは,Webサーバの負荷情報とセッション情報を基に,Webプラウザに対して最適なIPアドレスを応答する。
 (5) Webブラウザは,応答があったIPアドレスにアクセスする。
 (6)SLBは,保持しているセッション情報を確認し,そのWebブラウザのセッション情報が既に存在する場合は,適切なWebサーバにWebブラウザを接続する。
 (7)一方, Webブラウザのセッション情報が存在しない場合, SLBは,新規セッションとして登録し,最適なWebサーバにWebブラウザを接続する。

 次に,E主任は冗長機能について確認した。その結果, SLB-Mの故障時に,データセンタ間でWebアクセスが適切に分散されないことが分かった。そこで,E主任は,SLB-M間の情報共有はせず,両方のデータセンタのSLBから情報を収集するように,SLB-Mの設定を変更した。
 この変更の動作検証によって,片方のデータセンタのSLB-M故障時にもWebアクセスが適切に分散されることが確認できた。その後,新方式によるシステム設計は企画会議で了承され,次年度計画に盛り込まれた。


[Question18] 本文中の下線い砲弔い董SLB-M間の通信による影響とは何か。 SLB-M間の通信によって発生が懸念された事象と,その結果,Webブラウザ通信で発生が懸念された事象について,それぞれ20字以内で述べよ。(設問3(2))



A18  なんだかよく分からない問題だ。問題文に「SLB-M間で共有する」とあるので、帯域を圧迫する以外には答えがなさそう。でも、たかがセッション情報などで、帯域を大きく圧迫するとも思えない。問題文には結果的に「問題ない」とある。

SLB-M間の通信によって発生が懸念された事象:インターネット接続回線の帯域圧迫
Webブラウザ通信で発生が懸念された事象:Webサーバヘのアクセス遅延


[Question19] 処理手順(4)において,最適なIPアドレスを応答するためにSLB-Mが利用するWebサーバの負荷情報の具体例を,二つ挙げよ。(設問3(3))



A19 これはなにげに難しい。問題文から素直に「負荷情報」と「セッション情報」と答えた人もいるかもしれない。しかし、セッション情報は、あとの問題にもあるように、セッションが新規がどうかを判断するために使う。
「負荷情報」の中身を具体的に問われているのだ。
まあ、一般論も踏まえて考えるしかないだろう。きちんと解答できた人は少ないと思う。
試験センターの解答例は「Webサーバの応答時間」「Webサーバのデータ通信量」


[Question20] 処理手順(6)において, Webブラウザを接続する適切なWebサーバを,30字以内で述べよ。(設問3(4))



A20 あたり前の解答である。試験センターの解答例は「Webブラウザのセッションを維持しているWebサーバ」

■復元答案■
復元答案をいただいた。試験直後に作成いただいたので、ある程度の精度と考えられる。ただ、いくら急いで書いても、人間は忘却曲線にしたがって忘れていく。なので、あくまでも参考として考えていただきたい。
A氏は午後1は問1と問2を選択し、73点であった。ここから逆算して得点をつけた。見ていただくとわかるように、かなり甘い採点になる。
しかし、筆者もそうであったが、自己採点よりかなり点数がいいことがほとんどであった。このことから、今回の採点は、実際の採点から大きくはかけ離れていないと感じている。参考にしていただきたい。
設問  予想配点解答例A氏答案筆者採点得点
12ゾーンログファイル×
2事業継続BCP2
22
2権威プライマリ×
2(1)a2DC-CDC-C2
b2DC-DDC-D2
(2)5DC-C障害時にもDNS-Sを使ってDC-Dでサービス提供を可能とするためDC−Cにアクセスできなくなった時、DC−Dだけでサービスを行うため5
(3)5Webアクセス数とWebサーバの負荷が比例しないから順番に割り当てるだけで、Webサーバの負荷状況を考慮しないから5
(4)6故障したデータセンタの仮想サーバのIPアドレスのAレコードを削除する。仮想サーバのIPアドレスの設定から、故障したデータセンタのアドレスを削除する6
3(1)5SLB-MにWebサイトのドメインの権限を委譲する。名前解決の要求時にSLB-Mに問い合わせるようにする4
(2)SLB-M間の通信3インターネット接続回線の帯域圧迫通信の遅延により負荷分散が正常に動作しない1
Webブラウザ通信3Webサーバヘのアクセス遅延Webサーバからの応答が遅い3
(3)3Webサーバの応答時間CPU使用率2
3Webサーバのデータ通信量ネットワーク使用率2
(4)5Webブラウザのセッションを維持しているWebサーバセッションが存在するWebサーバ5
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