イーサネットファブリックで使われている拡張版のイーサネット。10Gイーサネットの拡張である。
ただ、DCBはファブリックイーサネットに必須ではなく、使っていないケースの方が多いだろう。
従来のイーサネットとの互換性があったはずで、CEEやCiscoが提唱するDCE(Data Center Ethernet )と同じと考えてよいだろう。
DCBの骨格をなす技術には以下がある。

PFC(Priority Flow Control)
 従来のLAN(イーサネット)と、信頼性が求められるFCとの両方が流れる。これらのフレームを同じ優先度で扱ってしまうと,イーサネットのトラフィック増に伴い,重要度の高いFCのフレームのロスや遅延が発生する。それを防ぐために,フレームの種類によって優先度を付与し,重要なフレーム(特にFC)を優先する。
 具体的には、優先度別にバッファを用意し,受信バッファが枯渇したときには優先度別に送信を抑止するためのPAUSEフレームを送出する。

過去問(H23H23午後玉1)には次の記述がある。 
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図5  FCoE-SWの優先度付バッファ制御機能

図5に示す方式では,ネダ菘拱未縫丱奪侫,鰺儖佞掘ぜ信バッファが枯渇したときには優先度別に送信を抑止するためのPAUSEフレームを送出している。

CN(Congestion Notification)
輻輳を検知して、送信元に通知する仕組み。トラフィックの送信元に通知するというのがポイントで、これまでのイーサネットは、隣接するノードにしか通知できなかったはず。

ETS(Enhanced Transmission Selection)
グループを分けて、グループごとに帯域保証する。いわゆるQoS。

過去問(H24PM2-1)では、以下の記述がある。
今回の要件を満たすには,ホスト,ストレージ及びRBに,この拡張されたイーサネット(以下,拡張イーサネットという)を使用する必要がある。拡張イーサネットでは,優先度別のキュー制御や,スイッチ内バッファの[  ア (あふれ) ]によるデータロスを防ぐためのスイッチ間バッファ管理の仕組みが規定されており,従来のイーサネットにはないロスレス転送を実現している。