1.SaaS,PaaS,IaaS
クラウドサービスの形態としては、SaaS、PaaSとIaaSなどがあります。
違いは、まずは言葉の定義で理解しましょう。
laaS : Infrastructure as a Service →Infrastructure(基盤)
PaaS : Platform as a Service →Platform(プラットフォーム)
SaaS : Software as a Service →Software(ソフトウェア)

以下に、簡単な違いと例を紹介します。
概要
SaaS(顧客管理システムや会計システムなどの)アプリケーションの提供Google Appsのよる表計算ソフトやSalesforce.comによるCRMやSFA機能などがあります。また、WebメールもSaaSと考えられることでしょう。
PaaSデータベースなどのプラットフォームの提供AmazonEC2/3によるデータベース、Google社のApp Engineやセールスフォース ・ ドットコム社のForce.com。Webサーバのプラットフォーム(ApacheやTomcat)を提供するサービスもあります。
IaaSOSなどの基盤のみの提供AmazonEC2/3のOSのみ

過去問(平成24年春SC午後玉2)には、以下の図があります。
a
※dとeは設問であり、d 事業者 e 自社 が入ります。

過去問(H25SC春午前2問9)を見てみよう。
問9 NISTの定義によるクラウドコンピューティングのサービスモデルにおいて,パブリッククラウドサービスの利用企業のシステム管理者が,仮想サーバのゲストOSに係る設定作業及びセキュリティパッチ管理作業を実施可かどうかの組合せのうち,適切なものはどれか。
   IaaS   PaaS    SaaS
ア 実施可   実施可   実施不可
イ 実施可   実施不可  実施不可
ウ 実施不可  実施可   実施不可
工 実施不可  実施不可  実施可

正解はイである。

2.ASPとSaaSの違い
SaaSはソフトウェアをサービスとして提供する仕組みで,ASP(Application Service Provider)と同じ意味と考えて良いでしょう。ただ,ASPはアプリケーションサービス提供事業者という訳であるためサービス事業者を指しますが,SaaSはサービス事業者を指すのではなく,ASPが提供する仕組み全体を指します。今ではSaaSいう言葉の方が広がっています。
ネットワークスペシャリストを目指す女性SEguts 

SaaSは「サース」と発音しましょう。「サーズ」と濁って発音すると,SARS(重症急性呼吸器症候群)と勘違いされます。