ホームとは”家庭”を指すので、ホームネットワークとは家庭内LANのことである。

これまでは、複数のパソコンでのファイル共有やプリンタの共有、、ひとつの回線を使って複数台からインターネットにアクセスすることが中心であった。
今後は、さらなる接続が期待される。一つは、TVやビデオのLAN接続である。これまでは、機器が未対応であったことから接続があまりされていない。これが接続されれば、予約したテレビ(ビデオ)をパソコンでみるなどの、PCとAV機器の接続が図られる。

期待される分野はホームセキュリティである。ホームネットワークでつながれていれば、施錠の一元管理が行える。家庭の中を監視カメラで外出先から確認する。不正侵入があった場合には、本人や警備会社にリアルタイムで連絡するなどが効果が期待される。

また、外出時には照明、ガス、水道などを一元的にOFFにする機能ができるかもしれない。ガスや水道は難しいだろうが、照明やエアコンくらいはできそうだ。

さらには、白物家電との接続である。これによってどんな効果がでるかは未知であるが、たとえば、スイッチのON、OFFや、冷蔵庫の中身をパソコンで管理するなどができるかもしれない。

課題はたくさんある。
まず、各機器がネットワークに対応していないことである。たとえば、LANカードが付いている冷蔵庫を見たことがない。また、テレビなどのAV機器との接続では、AV機器はデータ量がとても多いことから、大容量を高速に転送する必要がある。これを無線でやるならさらなる技術進化が必要。

有力な技術はPLC(Power Line Communication:電力線通信)であろう。これは、電源を使ってネットワークを構築するため、新たに物理的なネットワークを用意する必要がない。1万円程度で販売されているPLCアダプタをさせば、すぐにLANが構築できる。