過去問(H19秋FE午前問54)ではサブネットマスクの説明として、「ホストアドレス部の情報を分割し,複数のより小さいネットワークを形成するために使用する情報」と述べられています。また、過去問(H28春IP問70)では、サブネットマスクの役割として,「IPアドレスに含まれるネットワークアドレスと,そのネットワークに属する個々のコンピュータのホストアドレスを区分する」と述べられています。

IPアドレスは住所とお話ししましたが、IPアドレスを電話番号と思ってもいいかもしれません。
手紙を届ける宛先としては住所で、電話をかける先は電話番号で、どちらも通信相手を特定するものになります。
さて、ここでは電話番号と考えて話を進めます。
03-1234-xx01などと、区切って表示する。国内どこでも通用する0AB〜Jの番号がグローバルIPアドレスを考えるとすると、企業の内線番号がプライベートIPアドレスだ。内線番号は社内でしか通用しない。
設定に戻るが、サブネットマスクも必ず設定する必要がある。サブネットマスクは、ネットワークアドレスとホストアドレスを分けるためのものだ。
ネットワークアドレス部分を全て1に設定し、ホストアドレス部分を全て0に設定する。

【2進数表記】
IPアドレス     11000000 10101000 00000001 00000001
サブネットマスク  11111111 11111111 11111111 00000000  
                                   ↓↓↓↓↓↓
【10進数表記】
IPアドレス     192.     168.       1.      1
サブネットマスク  255.     255.      255.     0

上記の例でいうと、192.168.1.がネットワークを表し、1がホストのアドレスを表す。どこまでがネットワークで、どこからがホストかを区切るものだ。
女性直立 
電話の市外局番と似てますね。
私の生まれた家の電話番号は、07495-4-1xx4でした。
「07495」が、その地域を表し、「4-1xx4」が私の実家の電話番号でした。
その地域内では、07495をダイヤルすることなく通話ができました。
その後、人口が増えたことにより、「0749-54-1xx4」に変わったんです。
「0749」が、その地域を表し、「54-1xx4」が私の実家の電話番号となったんです。
サブネットマスクというと、桁が一桁ずれたことになります。

面白い対比だね。IPアドレスの世界と電話番号の世界は別物なので、一緒に考えるのは乱暴かもしれないが、部分的に通じるものがあるのは事実だ。
subunet

具体的な例を見てみましょう。
25ビットのサブネット
192.168.0.0/25(192.168.0.0〜192.168.0.127) → 設定可能なパソコン台数は126台

24ビットのサブネット
192.168.0.0/24(192.168.0.0〜192.168.0.255) → 設定可能なパソコン台数は254台

23ビットのサブネット
192.168.0.0/26(192.168.0.0〜192.168.1.255) → 設定可能なパソコン台数は510台

過去問を解いてみよう
問11 1PV4ネットワークで用いられる可変長サブネットマスクとして,正しいものはどれか。
ア 255.255.255.1
イ 255.255.255.32
ウ 255.255.255.64
工 255.255.255.128

正解は、エ