利点
いろいろな考え方があります。以下は私の主観ですので、あくまでも参考程度に。
DCやクラウド事業者むけの柔軟なネットワーク
 拡張や変更、障害時の切り替わりに柔軟なネットワークが構築できる。
 
大規模なネットワークを作れる
 特にVLANの制約が大きい。VLAN数は4096というの制約があるが、これがなくなり、実質的な上限はありません。DCなどで、多くのユーザを抱えるネットワークを構築する場合には、適しています。
 
プログラムを書いて、複雑な処理ができる。
 たとえば、負荷分散の設定も書けますし、負荷や条件に応じた設定もできます。細かな優先制御も設定できますし、冗長化の仕組みもできます。
 しかも、複数台機器を用意せずに、1台でやることも可能です。
 
FW、L2,L3、LBなどを一つに集約
 パケットを見てDropするなどのFW設定もできます。通常であれば、それぞれの機器を準備しなくてはいけません。しかもLBなどは値段が効果です。ソフトウェアでやれば費用をおさえて実現することも可能です。

OpenFlowを含めたSDNにより、大規模なネットワークで効果が期待できます。
ですが、機器もまだまだ高いですし、仕様も発展途上です。小規模ユーザに普及するのはまだまだ先のことでしょう。

欠点(課題)
・設定は従来のCiscoのに比べて複雑になる。ネットワークエンジニアが弱い(?)プログラミングの知識も必要。
・コントローラのソフトがメーカ系のもの、OSSのものなどさまざまです。さらに、プログラミング言語がPython(パイソン)であったあり、Rubyであったり、Cであったりする。なので、マルチベンダといっても、CiscoのIOSとJuniperのJunosが全く違うように、書く人はそれぞれの書きかたが違うので大変です。
・互換性の問題があります。従来のNW機器でもRFCに準拠はしていても、細かなところは実装によって違ったりする。同じことがOpenFlowにも言えて、Openflowプロトコルの仕様に準拠していても、メーカごとに実装の違いがあるので、相互接続検証が必要です。
・製品の価格が高い。安価にをうたっているが、実際に構築してみると高い
・コントローラと各スイッチを物理的な別NWで接続する必要がある。
・RFC化はされておらず、本当の意味でのマルチベンダとか、業界標準化はされていない。
→ぜひとも統一していただきたい。