ネットワークスペシャリストを目指す女性SE
過去問(H21午後玉2)を引用する
移設作業手順書には,作業中に発生し得るリスクを想定し,その回避策や軽減策,リスクが顕在化した場合にとるべき行動をまとめた[ オ ]プランも含まれる。
移設作業手順書の完成後,机上で検証し,できる範囲内で[ カ ]を行った。その目的は,作業手順だけでなく,[ キ ]や移設体制の確認,発生したトラブルなどの回避策を整理することなどがある。この結果を受けて,手順書やタイムチャートの修正,移設体制の見直しなどを行い,移設作業開始の当日を迎えることになった。

[ オ ]
この問題は難しかったと思います。正解は,「コンティンジェンシ」です。コンティンジェンシとは「偶発性」という意味ですので,コンティンジェンシプランとは,偶発的な出来事(主にリスクの顕在化)に対応するための計画です。また,コンティンジェンシプランと対比される言葉として,ローリングプランがあります。こちらは,コンティンジェンシプランのように事前に準備した対応計画ではなく,環境変化に合わせて柔軟に変化させるプランです。

[ カ ]
正解は「リハーサル」です。「予行演習」でも正解でしょうし,「移行テスト」と答えても部分点があるかもしれません。
一方,「シミュレーション」と答えた人がいるかもしれません。シミュレーションは問題文にある「机上での検証」と同じ意味です。問題文に「できる範囲内で[ カ ]を行った」とありますので,「机上」ではなく「実際の環境で」を意味する言葉が適切です。

[ キ ]
正解は「作業時間」です。リハーサルの目的はいくつかありますが,ー蟒腓粒稜Аき∋間の確認,は大きな目的です。過去にはITサービスマネージャのサンプル問題でも「リリース手順の確認と,リリースの作業時間が妥当か,また,想定した応答性能が達成できるかどうかの検証を目的として,リハーサルを実施した」とあります。「手順の確認」と「時間の確認」という2つの切り口は覚えておくとよいでしょう。
解答としては,「時間」というキーワードが入っていて妥当性のある表現なら他の表現でも正解と考えられます。「作業スケジュール」でも正解と考えます。