仮想化の目的は主に次です。

コスト削減
サーバを収束することにより,サーバ台数を削減します。その結果得られることは,初期コストの削減だけでなく,設置スペースの削減,電気代や空調代などの運用コストの削減です。

運用性の向上
管理機能が充実しており,仮想サーバのメモリ割り当て変更や仮想NICの追加変更などが柔軟に行えます。また,障害時の復旧などが行いやすくなります。OSの基本的なひな形をイメージとして作成しておけば,コピーすることで簡単に仮想サーバを増やせるメリットもあります。
過去問では,仮想化の目的に関して次のように述べられています。
・サーバの仮想化を行って,複数企業でサーバを共有すれば,投資の削減,サービスの立ち上げの迅速化,運用効率の向上等が可能になる(H22午後II問2)
・環境の変化に柔軟に対応できるようにすることと,運用負荷を抑えるために,新業務システムを稼動させるシステム基盤に,サーバ仮想化技術を活用する(H22午後II問1)

その他のメリット
付属的なメリットにはなりますが,物理サーバを購入することなくテスト環境を構築することができます。
Windows NTなどの古いOSに導入された古いシステムがあるとします。新しいハードに入れ直すことは困難であるし,新規開発予算がないことから,このシステムを利用したい。でもハードが故障しそうである。こんな時は仮想化してイメージしてしまえば,新しいハードに入れることができます。