ループバックアドレスとは,自分自身を示すアドレスのこと。IPv4の場合、一般的には127.0.0.1を使うことが多い。しかし、実際には,127.0.0.0/8の範囲であれば利用可能である。
IPv6では「::1」と表される。

ネットワークスペシャリスト試験の過去問(H25年NW秋午後橘1)では、以下の記述がある。 
次に、N君は,PCとSSL-VPN装置の通信にSSLトンネルを利用するポートフォワード方式を採用した。ポートフォワード方式の場合,PCからSSL-VPN装置に接続したときに認証が行われ,SSL-VPN装置からPCにJavaアプレットがダウンロードされ,SSLトンネルが確立される。
 また, Javaアプレットによって,PCのhostsファイルに,ループバックアドレスと開発システムの各サーバの宛先を対応させた定義が追加される。ループバックアドレスの利用は、社内で使用中のプライベートアドレスを利用するよりも利点があり,127.0.0.1〜[ イ ]の範囲内で利用可能である。

(1)本文中の下線,砲弔い董ぅ襦璽廛丱奪アドレスを用いる利点を,セキュリティ面に着目して, 20字以内で述べよ。

空欄イ:127.255.255.254
ループバックアドレスには,127.0.0.0/8が割り当てられている。この範囲の中で利用可能な最大値は,127.255.255.254。127.255.255.255はブロードキャストアドレスであるため,割り当てはできない。

(1)の設問
ループバックアドレスの利点が問われている。「セキュリティ面に着目して」という指示と,下線,痢屮廛薀ぅ戞璽肇▲疋譽垢鰺用するよりも」を意識して解答する。
ループバックアドレスは、他の端末からアクセスすることはできない。たとえば、隣のPCから127.0.0.1というループバックアドレス宛に通信をしようとすると、自分自身に通信をしてしまう。
一方、PCのプライベートIPアドレスで待ち受けを行うと,他のPCから開発システムにアクセスできる恐れがある。すると、他のPCからのパケットをJavaアプレットがポートフォワードしてしまい、不正に利用される。

解答:外部からの不正利用が発生しない