HTTPのヘッダの情報の一つです。
LBやProxyサーバにて、このフィールドに、接続元(クライアント)のIPアドレス情報を追記することができます。
追記するかは設定次第なので、たとえばProxyサーバのsquidであれば、forwarded_for on と設定します。
 
この点は、過去問(H24SC午後橘4)にて、LBの機能として「また,HTTPヘッダフィールドとしてX-Forwarded-Forヘッダフィールドを追加可能であるが,現在は利用していない」とあります。

そしてX-Forwarded-Forに関する出題が何度かされています。
LBに限らずProxyサーバでもそうであるが、IPアドレスが変換される場合がある。たとえば、Proxyサーバからの通信であれば、送信元IPアドレスは全てProxyになり、実際に通信する端末のIPアドレスは分からない。LBもLBにて振り分けた場合に、送信元IPアドレスをLBにしてしまうと、サーバにはすべてLBからの通信に見える。
そこで、HTTPヘッダフィールどに、X-Forwarded-Forとして、IPアドレス変換をする前の端末のIPアドレスをセットするのである。
では、過去問(H28SC秋午後1問3)を見てみましょう。もともとは多段プロキシの問題だったのですが、わかりにくいので私にて変更してあります

ある企業のネットワークは、プロキシサーバを経由し、FWからインターネットにアクセスします。しかし、FWの通信ログだけでは送信元PCが特定できない。
そこで、プロキシでは、HTTPヘッダとして[ d ]ヘッダフィールドを追加するように設定し、FWでは、[ d ]ヘッダフィールドをログに出力するように設定した。

設問(1) 本文中の下線,砲弔い董FWのログだけでは送信元PCが特定できない理由を、30字以内で述べよ。
(2)本文中の[ d ]に入る適切な字句を答えよ。
(1)送信元IPアドレスがプロキシのIPアドレスとなるので(2)X-Forwarded-For