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カテゴリ: 18.メモ

ベストエフォート型とギャランティ型(帯域保証)があるが、ベストエフォートを直訳すると最善の努力である。「ん?」「どういう意味?」と思う人も多いかもしれないが、ベストエフォート100Mとは「最善の努力をすれば100Mの通信速度が可能」という意味である。

リクルート創業者の江副さんは著者の「リクルートのDNA」で次のように述べている。
「私はごく普通の才能しか持ち合わせていない。そのような私でも大きな仕事をしているのは、私が私自身の弱みを知り、自分の弱いところをカバーしてもらえる人とのネットワークを構築して、ともに働いて高い成果を上げるように心がけてきたからである。誰でも周囲から信頼される良いネットワークを構築していけば、一人ではできないことができるようになる。」
人的ネットワークとITのネットワークは全く別物であるが、良いITネットワークが社会や人をつなぎ、人々の生活をより良いものにしていることは間違いないだろう。

米国のアカマイ社が有名であり、インターネット世界総量の20%以上をこの会社のネットワークが利用されているとも言われている。YahooやGoogleなどを経由して動画を見ていても、実際のサーバはアカマイ社のものを利用しているケースが多いようだ。

動画のトラヒックは日々増えており、かつリアルタイム通信の要求が増えている。
非同期で提供すればよいのであれば、時間をずらして提供すればよい。しかし、リアルタイムになると圧縮技術などを駆使した技術的な対策が求められる。

CDNでは、各拠点にコンテンツのコピーを持つサーバを配置する。利用者はコピーから情報を入手することで、配信元の負荷を軽減する。
この仕組みがあったおかげで、700万人が見たともいわれるオバマ大統領のリアルタイム配信が可能になった。
CDP以外には、P2Pの仕組みを使うことも有用と考えられる。WinMXなどのファイル交換の仕組みは、大規模なサーバ無しにファイルを簡単に交換できた。あの原理である。
この仕組みはどこまで商用化されているかは不明であるが、原理は色々なところで活用されているであろう。

O(Operations)、A(Administration),M(Maintenance)を意味し、イーサネット網の運用・管理・保守を意味する。
通常であればSNMPで監視と管理をするが、SNMPはUDPプロトコルであり、レイヤ3、4層で動作する。よって、イーサネットレベルの2層での監視ができない。そこで登場したのがEthernetOAMである。

イーサネットがLAN内であれば、管理者が回って調査することが可能である。しかし、今は広域イーサネットサービスがあるように、東京と大阪でイーサネット接続ができる。このような状況にあれば、管理者はL2レベルでのPingやTraceroute機能がほしいと思うのは当然であろう。

最近ではEthernetOAMに対応した機器がCiscoやNEC、Juniperなど多数登場している。どんどん進むのではないだろうか。

重要な機能は主に3つ
・CC(continuity Check): OAMパケットを送信して接続性の確認をする。
・LB(Loop Back) : pingに相当するもの。応答の確認
・LT(Link Trace)・ tracerouteに相当するもの。経路の確認

べたな名前であるが、環境に配慮したデータセンターのことである。
そのための工夫は以下である。
 ・サーバの集約、サーバの仮想化
 ・電力効率の良い装置(電源、空調)を使う。
 ・太陽光による発電を行う
 ・空調、設備の配置などの工夫(風の流れをよくする仕組みなど)
 ・利用量に応じた電源や空調の最適化(使わないところと使っているところで、最適化する)

メリットは以下が考えられる。

◆1.安定した設備の提供
耐震設備、24時間とまらない電源、空調管理の徹底
BCPの観点から、とても重要である。

◆2.セキュリティ

◆3.運用管理費の低減
特に人件費の低減は大きい。24時間の運用監視を行うには、人件費がかかる。専属の人がサーバを監視してくれる。

◆4.リスク移転の考え方
万が一の障害のリスクを外部に移転する。

上記はすべて、コスト削減という言葉でまとめられるかもしれない。実際にコストが下がるかはハウジング費用との兼ね合いであるが。また、インターネット回線もデータセンタのものを利用すれば安くすむ。また、耐震施設を構築するには莫大な建築費がかかる。

一方、デメリットは、、
セキュリティの面では、外部に委託するのがどうかという判断が必要。社内に設置したほうが、運用の柔軟性は高い。運用を任せられるメリットというのは、社内での運用技術者の育成ができないというデメリットでもある。

senseとは”感じる”という意味で、感じ方がいい人がセンスがいい人ということになる。
センサー(sensor)とは、”感じる装置”という意味になる。
例えば、人感センサーの例として、人が入ると人の気配を察して自動的に電気をつける。温度センサーの例として、エアコンが自動で室温を計測してエアコンの温度を調節する。

このようにセンサとは、音や光、温度などを計測する仕組みや装置を表わす。
センサネットワークとは、センサが集まって一つのネットワークになったもの。ネットワークになることで、複数の拠点からの情報を集約してさらに有用な情報として活用する。

家庭のガス検知センサーでは、各家庭に一つあればよい。その費用は各家庭で負担するから大したことはないだろう。しかし、センサネットワークでは、大規模なネットワークを構築することを考えているので、小型軽量のセンサーを活用することを想定している。そこで発生するのがセンサーの電池(通常は電源がないところなのでバッテリーか太陽発電)の問題とセンサーからサーバへデータを送信する仕組みの問題がある。この点に関してはメーカが開発を急いでいるところだと思う。

センサネットワークの例として、愛・地球博での「万博アメダス」がある。会場に設置されたセンサーが、気温や湿度、風速などをリアルタイムに測定し、インターネットで公開された。

総務省のサイトには、センサネットワークによるアプリケーションの例が掲載されている。
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictR-D/051020_2_3_3.html

以下は上記のサイトを元に、私が記載。

・山の状態をセンサで測定する。これにより、火事や土砂崩れ、落石、地盤変化などを検知する。センサで測定する内容は、温度や煙、地盤変化などがある。

・街や道路をセンサで測定する。これにより、大気汚染や振動などの情報を収集でき、健康被害への影響を少なくするための活動に生かすことができる。センサで測定する内容は、大気汚染物質や振動、明るさなどである。

・食品の状態をセンサで測定する。これにより、流通状態での品質管理の情報を収集できる。センサで測定する内容は、温度、湿度、振動などがある。(ただしこれは、ネットワークである必要性が薄いと感じる)

ホームとは”家庭”を指すので、ホームネットワークとは家庭内LANのことである。

これまでは、複数のパソコンでのファイル共有やプリンタの共有、、ひとつの回線を使って複数台からインターネットにアクセスすることが中心であった。
今後は、さらなる接続が期待される。一つは、TVやビデオのLAN接続である。これまでは、機器が未対応であったことから接続があまりされていない。これが接続されれば、予約したテレビ(ビデオ)をパソコンでみるなどの、PCとAV機器の接続が図られる。

期待される分野はホームセキュリティである。ホームネットワークでつながれていれば、施錠の一元管理が行える。家庭の中を監視カメラで外出先から確認する。不正侵入があった場合には、本人や警備会社にリアルタイムで連絡するなどが効果が期待される。

また、外出時には照明、ガス、水道などを一元的にOFFにする機能ができるかもしれない。ガスや水道は難しいだろうが、照明やエアコンくらいはできそうだ。

さらには、白物家電との接続である。これによってどんな効果がでるかは未知であるが、たとえば、スイッチのON、OFFや、冷蔵庫の中身をパソコンで管理するなどができるかもしれない。

課題はたくさんある。
まず、各機器がネットワークに対応していないことである。たとえば、LANカードが付いている冷蔵庫を見たことがない。また、テレビなどのAV機器との接続では、AV機器はデータ量がとても多いことから、大容量を高速に転送する必要がある。これを無線でやるならさらなる技術進化が必要。

有力な技術はPLC(Power Line Communication:電力線通信)であろう。これは、電源を使ってネットワークを構築するため、新たに物理的なネットワークを用意する必要がない。1万円程度で販売されているPLCアダプタをさせば、すぐにLANが構築できる。


■そもそも可視光線とは?
可視光線、赤外線、紫外線ともにすべて光である。その中で、目に見える波長のものが可視光線である。

←短い   波長   長い→
紫外線  可視光線  赤外線

可視光線の中で、最も波長が短いものが紫であり、最も長いものは赤である。紫外線は紫の外という意味で、赤外線は赤の外という意味である。

■可視光(線)通信とは
・電波は見えない。通常は見えない電波で送信するデータを、見える光(可視光)を使って通信する技術
・光が届く範囲であるため、通信できる距離は短い。また、光が届かない影では通信ができない。
・具体的には蛍光灯やLEDにてデータを送信する。受信装置は、受信機をとりつけたパソコンや携帯電話などである。

■メリット
・ポイントは、至る所にある照明機器を利用できる点である。新規に装置を準備する必要がない。
また、電波(無線LAN)は周波数帯域などで電波法による様々な制約をうける。
さらに、電波に関しては、病院でのヘルスメータへの影響などが問題になっていたが、可視光は人体に安全である。安全では無かったら、照明をあびてはいけないことになる。ちなみに、赤外線や紫外線も人体には良くない。赤外線を直接目に当てると良くないし、紫外線は肌によくない。

赤外線と同様に遮蔽物を通過できない(電波は通す)。これは大きなデメリットであるが、光があたっていないところには電磁波が届いていないことになる。これは逆にメリットである。無線LANなどの電波では誰が盗聴しているか分からないが、可視光であれば、光が当たっていないところでは盗聴は不可能だからである。

◆今後について
可視光線は将来性が期待されている。なんせ、新しく設備を導入する必要性が少ないからである。家の照明や町中の照明で通信が行えるのである。
また、LEDを利用すれば超高速通信が可能になる。
色々なシーンで利用できそうだ。たとえば、信号機と可視光通信をすることで、「今は赤です。後20秒で青になります」という情報をカーナビや携帯でうけとることができる。また、東京タワーを見たら、カーナビや携帯にて、東京タワーの高さや築年数などの情報が入手できる。

◆VLCC(可視光通信コンソーシアム)のサイトhttp://www.vlcc.net/modules/pico2/index.php?content_id=1

インターネットエクスチェンジ。
インターネットのバックボーンと各ISPをつなぐもの。とはいえ、実態はL2やL3スイッチである。

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