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カテゴリ:9.トランスポート層(L4) > 9.3 UDP

・コネクションレス型のプロトコル
・TCPと比べて、1パケット毎に確認応答を行うことが無い、コネクションを確立するためのオーバヘッドが無い、再送制御をしない、順序の制御をしない、ヘッダがTCPに比べてシンプル、などの理由によって高速な通信を可能にしている。
・上記のことにより電話などのリアルタイム通信や動画、音声のストリーミングなどに適している。UDPはTCPと比べて信頼性が薄いが、ストリーミングにおいて、画面の一部が一瞬欠落してもそれほど問題にはならない。それよりも高速性が求められている。
・過去問(H26年秋高度午前1問10)では、UDPに関して、「IPの上位階層のプロトコルとして,コネクションレスのデータグラム通信を実現し,信頼性のための確認応答や順序制御などの機能をもたないプロトコル」と述べられています。

◆UDPのヘッダ情報
※テキスト類では32ビットで区切られた表になっている場合が多い。私はこの表の意味が理解できなかった。実データは01データなので横並びであるが、ページの関係や分かりやすさの面で、表にしているだけである。

1)送信元ポート番号(16ビット)
2)宛先ポート番号(16ビット)
3)セグメント長(16ビット)
4)チェックサム(16ビット)

たったこれだけで、合計8バイト。TCP(基本は20バイト)に比べてシンプルですよね。
ポイントの一つとして、TCPに存在したシーケンス番号が存在しない。よって、相手に届くパケットの順序制御ができない。

◆過去問にて
過去問では、TCPとUDPのヘッダの違いが問われている。単なる暗記問題と考えるのでははなく、なぜこのフィールドが無いかを理解するべきである。
【H19NW午前 問31】
UDPのヘッダフィールドにはないが、TCPのヘッダフィールドには
含まれる情報はどれか

ア あて先ポート番号
イ シーケンス番号
ウ 送信元ポート番号
エ チェックサム

正解:イ

UDPのフレーム構造を以下に示す。
www.ipa.co.jpにアクセスした際に、DNSサーバにDNS問い合わせが行われたフレームである。

TCPとの違いを中心に見てほしい。
UDP
ネットワークスペシャリストを目指す女性SEなやなや 

DNSってUDPなんですね。
名前解決って信頼性が大事だと思うんですが
確かにそうだね。DNSキャッシュポイズニングなどDNSを詐称する攻撃もあるから。
でも、名前解決はスピードも必要なんだ。
たとえば、www.yahoo.co.jpのサイトを見ようと思うと、まずはDNSで名前解決をする。それから接続に行く。このとき、3wayハンドシェークなどをするTCPは、名前解決までに、コンマ何秒というレベルではあるが、時間がかかってしまう。利用者にとってはネットは早い方がいいよね

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