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カテゴリ:7.リンク層(L1,L2) > 7.5 MACアドレス

全般
・MAC(Media Access Control)アドレス
・端末単位ではなく、NIC単位である。
・プライベートIPアドレスと違って重複が無く、世界でユニークである。過去問(H28春IP問68)では、MACアドレスに関して「同じアドレスをもつ機器は世界中で一つしか存在しないように割り当てられる」と述べています。
・MACアドレス認証による認証として広く使われる。MACアドレスをツールによって変更することが可能なため、認証としての脆弱性はある。しかし、ID/PASSやソフトなどを用いずに認証できるという手軽さから、意外に利用されている。

フォーマット
48bitからなり、16進数で表記されます。00-00-5E-00-53-7Aのように1バイト毎に「-」や「:」で区切って表記されることが多い。
※「00-00-5E-00-53-」で始まるのは、書籍などで利用できるサンプルのMACアドレス

前半(24bit)
・Organizationally Unique Identifier (OUI)。ベンダーを識別するベンダ―コードという言葉の方がなじみ深いかもしれない。
・8bit目(※イーサネットの伝送順は1番目):I/Gビットで、ユニキャスト(0)かマルチキャスト(1)かを設定する。通常はNICに割り当てるので、ユニキャスト(0)となる。
・7bit目(※イーサネットの伝送順は2番目):U/Lビットで、ユニバーサルアドレス(0)かローカルアドレス(1)を設定する。通常はIEEEに登録した企業にて割り当てられたものになるため、0になる。
 
後半(24bit)
 OUIを割り当てられたベンダーがNICごとにユニークに割り当てる機器コード。

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前半24bitのI/Gビットの意味が分かりません。
MACアドレスは、端末のNICに割り当てるものでしょ。ユニキャストかマルチキャストという概念なんて無いのでは?
ユニキャストで通信する場合はMACアドレスが0になって、マルチキャストで通信する場合はMACアドレスが1に変化するという意味ですか?
確かに分かりにくいね。MACアドレスは、狭義のMACアドレス(端末のNIC割り当てられるもの)と、広義のMACアドレスがあると考えてみると分かりやすいかもしれない。(※広義、狭義の考え方は正式ではないので注意)。広義のMACアドレスは、イーサネットフレームのMACアドレス部分に設定するもの。そう考えると、ブロードキャストアドレス(FF-FF-FF-FF-FF-FF)や、マルチキャストアドレスも含まれることになる。
実際、マルチキャストMACアドレスは「01-00-5E」で始まると決められている。前半の01部分(16進数表記)を2進数表記にすると「00000001」となり、I/Gビットが1(マルチキャスト)になっていることが分かる。

■MACアドレスのフォーマット
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ネットワークスペシャリスト試験の過去問(H25年NW秋午後1問2)では、以下の出題がある。
MACアドレスの上位( b )ビットには,OUI ( 〔ウ〕 に固有の値)があるが,端末の機種名を付け加えることによって,端末の特定がより容易になる。

〔b〕
MACアドレスは48ビットで構成されています。上位24ビットはOUI(organizationally unique identifier)と言い,製造者(製造メーカー,ベンダーなど)の固有の識別子です。つまり,MACアドレスの上位24ビットを見れば,その機器を製造したベンダーがわかります。例えば,AppleのOUIは00-1B-63,DELLのOUIは00-1D-09です。
 
解答:24

[ウ]
MACアドレスの上位24ビットにはOUI(Organizationally Unique Identifier)が入ります。OUIとは,製造者(製造メーカ,ベンダーなど)に割り当てられた固有の値で、IEEEが管理しています。ベンダーを識別するベンダーコードと言われることもあります。

解答例:製造者
おそらくですが、「メーカー」や「ベンダー」でも正解になると思います。

MACアドレスに関する出題
H28春FE午後問4では、MACアドレスに関する出題があります。
〔MACアドレスに関する説明〕
イーサネットとIPをOSI基本参照モデルに当てはめた場合,イーサネットは物理層とデータリンク層に該当し,IPはネットワーク層に該当する。つまり,IPネットワークでの通信で取り扱うIPデータグラムを,下位層のイーサネットで送信するためには, IPデータグラムを「a ̄  Iしたイーサネットフレームを送信する。このとき,イーサネットフレームの宛先を表すアドレスとして用いられるのがMACアドレスである。 MACアドレスの長さは48ビットであり,表現可能なアドレスの個数は[二E二二]個となる。なお,ここではMACアドレスを表記する際,  8ビットごとに2桁の16進数00〜FFで表し,それぞれの間はコロンで区切る。例えば,  00:53:00:12:C5:8Aのように表す。


この質問を受け、結構ドキッとしました。説明が難しいのです。
というのも絶対に両方必要とも言い切れず、ネットワークの仕組みを変えれば、MACアドレスだけで通信することも可能と考えるからです。
とはいえ、両方あるには理由があって、両方あった方が便利なことは間違いありません。

よくある例えとして、MACアドレスは氏名、IPアドレスは住所に似ていると言われます。
・MACアドレス:個々の端末を特定する
・IPアドレス:ネットワークのどこにいるかの場所を特定する。⇒同じPCでも、日本で接続するのと、アメリカで接続するのでは、払い出される(というか利用する)IPアドレスが変わる。

MACアドレス(や氏名)が分かれば、その人に荷物を届けることは可能です。でも、どこにいるか分かりませんよね。IPアドレス(や住所)があれば、ルーティングの仕組みにより、その人が特定できます。
IPアドレスとMACアドレス


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