このたび、この度、映画を作ることになりました。
タイトルは『100万円の選択』で、2026年2月公開予定です。この映画は、『ネスペ26道』(技術評論社)第5章に収録された短編小説「もし100万円でネスペ資格が売られていたとしたら、あなたは買いますか?」を原作としています。この原作は、ネットワークスペシャリストというⅠT資格を題材に、「資格の意義」と「資格の取り方」を小説形式で描いた作品です。
この映画のシナリオブックですが、2025年8月20日から発売させていただきます。
正直、この本を読めば、ネットワークスペシャリスト試験に受かるわけではありません。
ただ、勉強の合間の気分転換や息抜き、勉強方法の再確認などに活用いただけるのではないかと思い、紹介させてもらいます。
章立て
•第1章:シナリオ
映画のシナリオ全編および、登場人物の紹介などです。このシナリオは、ネットワークスペシャリストというIT資格を題材に、「資格の意義」と「資格の取り方」を物語で伝えています。
•第2章:資格取得の意義
映画シナリオの中から、資格取得の意義に関する実際のセリフをピックアップし、そのセリフに込めた思いや背景を掘り下げます。
•第3章:資格の取り方
2章と同様に、資格の取り方に関するセリフをピックアップして解説します。
•第4章:原作小説の創作について
小説未経験の私がどうやって原作の小説を書き上げたか。その方法について述べます。
•第5章:映画撮影に関して
小説がどのようなプロセスを経て映画になったのか。また、脚本から撮影に至るまでの準備や制作スタッフ、スケジュールなどを具体的に紹介します。
•第6章:大出菜々子さん特別インタビュー
剣持成子というキャラクターへの思いや、演技にかける姿勢についてご本人の言葉で語っていただきました。
※注意点:大出菜々子さん以外の写真掲載やインタビューはありません。
資格に関するセリフ
2章と3章では、映画シナリオの中から、資格取得に関するセリフをピックアップして、そのセリフに込めた思いや背景を掘り下げています。
それぞれの章で取り上げたセリフを紹介します。
第 2 章 資格取得の意義
・能力を客観的に評価することは簡単ではない
・人生で大事なのはお金じゃない
・仕事ができるよりも仕事ができそうに見えることが大事
・基本情報なんて『レベル2』って分類されてるから簡単かと思ってたけど、ぜんぜん油断できないな……
・成功するとうれしいし、次も頑張ろうって思える だから、成功することには意味があるんだ
・私は役職には全く興味がないの それよりも、もっともっと仕事を頑張ってみんなから信頼されたい
・資格のおかげで、みんなのおかげで叶えられた 私の大切な夢
第 3 章 資格取得の取り方
・木を切る時間が8時間あるなら最初の6時間は斧を研ぐ
・寝るのも大事な仕事
・大事なことがひとつある それは、自分で考えることだ
・俺には夢があった ラーメンで人を笑顔にしたくてさ だから、恥もプライドも全部、置いてきたよ
・ひたすら追いかけまわした 隙あらば話を引き出して、メモして……
・僕はなんでも答えます。ノウハウは積極的に公開するんです。すると、結果的に自分に返ってきますからね。
・簡単ですよ 負ける勝負をしないことです
・資格は情報戦
・いきなり富士山には登れない
・最適な勉強方法なんて人それぞれです
・大事なのは基礎をおろそかにしないこと
・僕は逆に一番先に来て途中でこっそり帰ります
・やってみて初めて分かることってこんなに多いんだ……
・作問者と対話
・『お金を払って勉強』ではなく『お金をもらって勉強』
・無理やり勉強する環境を作るんです
・最後まであきらめるな!