
・データリンク層のプロトコルである。つまり、IPアドレスなどには関与しない。
・アナログ電話やISDNでのダイヤルアップで使われたことが、皆さまには馴染み深いかもしれない。

最近のパソコンではあまり見かけないが、このように、RJ11という規格のインターフェースがある。ここに電話線をつなぎ、ダイヤルアップ接続をすることが可能だ。
しかし、今はほとんどがRJ45と呼ばれるLANのインターフェースであり、今後使うことはないかもしれない。
では、設定方法を見てみよう。Windows7のOSを使った設定画面は以下である。
「コントロールパネル」「ネットワークの状態とタスクの表示」「新しい接続またはネットワークのセットアップ」「インターネットに接続します」「ダイヤルアップ」を洗濯します。※再度確認の必要あり
以下のように、ダイヤルアップ接続の画面が出ます。
内容はダミーを入れておりますが、LAN接続とは異なり、電話番号を入れ、ユーザIDとパスワードで認証をします。IPアドレスは、手動で設定することも、自動で付与してもらうことも可能です。ただし、この自動付与はDHCPではありません。

・過去問ではPPPに関して、「WANを介して二つのノードをダイヤルアップ接続するときに使用されるプロトコルで、リンク制御やエラー処理機能をもつもの(H20秋AP午前-問55)」と述べている。
・過去問では、PPPに関して「リンク確立フェーズの後に認証プロトコルを実行することができる(H20NW午前 問33)」と述べている。ここでいう認証プロトコルはPAP(Password Authentication Protocol)とCHAP(Challenge-Handshake Authentication Protocol)である。
・PAPやCHAPは言葉の通り、パスワード認証プロトコルであり、PAPやCHAPによって、ダイヤルアップにおける認証を行う。
・PPPを拡張したのがEAP(Extensible Authentication Protocol)である。
・イーサネット上でPPPを利用するのがPPPoE(PPP over Ethernet)である。

ダイヤルアップ接続を受け付ける側は、リモートアクセスサーバという専用サーバを設置し、サーバ群があるLANに接続する。


項目は以下
・フラグ (1)
・アドレス(1)
・制御(1)
・プロトコル(1 or 2)
・データ(可変)
・FCS(2 or 4)
・フラグ (1)
※かっこの中はバイト数
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