では、実際のDHCPのパケットを見てみましょう。
DHCP DISCOVER
クライアントがサーバを探す(Discover)。宛先MACアドレスがFFFFFFFFFFFなので、ブロードキャストである。ブロードキャストパケットはルータでは破棄されるため、ルータを超えられない。なので、同一セグメント内でのみDHCPが利用できる。

DHCP OFFER
DHCPサーバからのユニキャスト。デフォルトGWなどの情報も合わせて提案される。
以下のキャプチャの上部には192.168.1.2が提案され、下の方でオプションのサブネットマスクやRouter(デフォルトGW)などが提案されている。

DHCP REQUEST
クライアントからの了解を送る。ブロードキャスト。

ブロードキャストで送るのは、この通信によってIPアドレスを取得したことを周りのメンバーに伝えるためですよね?
ということは、パケットの中に、取得したIPアドレス情報が入っていますね。
そう思っていたのですが、実際には入っていません。どうやら、transaction idだけで把握しているのでしょう。一連の流れは共通のtransaction idを用いられる。このidだけが埋め込まれており、どのIPアドレスを使うかは直接記載されていないようだ。(要確認)
DHCP ACK ユニキャスト


クライアントがサーバを探す(Discover)。宛先MACアドレスがFFFFFFFFFFFなので、ブロードキャストである。ブロードキャストパケットはルータでは破棄されるため、ルータを超えられない。なので、同一セグメント内でのみDHCPが利用できる。


DHCPサーバからのユニキャスト。デフォルトGWなどの情報も合わせて提案される。
以下のキャプチャの上部には192.168.1.2が提案され、下の方でオプションのサブネットマスクやRouter(デフォルトGW)などが提案されている。


クライアントからの了解を送る。ブロードキャスト。

ブロードキャストで送るのは、この通信によってIPアドレスを取得したことを周りのメンバーに伝えるためですよね?
ということは、パケットの中に、取得したIPアドレス情報が入っていますね。
そう思っていたのですが、実際には入っていません。どうやら、transaction idだけで把握しているのでしょう。一連の流れは共通のtransaction idを用いられる。このidだけが埋め込まれており、どのIPアドレスを使うかは直接記載されていないようだ。(要確認)


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