NGNとは NGNは、従来の電話網がもつ信頼性・安定性を確保しながら、IPネットワークの柔軟性・経済性を備えた、次世代の情報通信ネットワークです。 (以下のサイトより引用 http://www.ntt-west.co.jp/ngn/) |
従来のフレッツ系のサービスに比べて信頼性の向上、品質確保(QoS)、セキュリティなどが付加されたサービスです。
・信頼性の向上
従来のフレッツ網に比べた冗長化の推進や、障害の局所化の仕組みを反映している。
・品質確保(QoS)
最優先、高優先、優先、ベストエフォートの4つがある。
ベストエフォートはこれまでのBフレッツと同様、「がんばります」というもの。つまり、制御を全くしない。
しかし、優先などのクラスでは、パケットロスなどに関する品質管理をする。
・セキュリティ
これまでと違い、回線に割り当てた発信者のIDによるなりすまし防御を行う。発信者IDはONUに入っていると思われる。おそらくであるが、ONUにある発信者IDとONUで設定するログインIDとパスワードによる認証をしていると思う。これまでのBフレッツなどにはなかった仕組みだ。
また、オープンなインターフェースとして UNI(User-Network Interface )、NNI(Network-Network Interface)、SNI(Application Server-Network Interface)が定義されている。 NTTのサイトでは、このオープンなインターフェースも特徴の一つとしている。
SNIはITU-T(かな)でいうANIと同じ。内容が違うからか規格に合わないか何かで、NTTは独自にSNIとした。スペルと略が一致していない気がするが。
SaaS事業者などは、このSNIと接続してサービスを提供する。
【補足】
サービスストラタムとトランスポートストラタムと分離し、トランスポートストラタムでは、通信制御を行う。サービスストラタムではユーザ情報の管理などの、サービス制御を行う。
以下のサイトを部分的に参考にしました。
http://www.ntt-west.co.jp/ngn-trial/about/index.html