ネットワークスペシャリスト - SE娘の剣 -

左門至峰によるネットワークスペシャリストの試験対策サイトです。勉強方法、合格体験談、合格のコツ、過去問解説、基礎知識などの紹介します。

ネスペシリーズの最初の本の作成経緯

ネスペの剣25の作成の経緯を報告します。
■2013.5.21 
 本を出したい私は、書籍の企画を4つ作り、出版社に飛び込みで応募。その4つの企画はかなり作りこんだものである。イラストレータにイラストを描いてもらい、ボリュームたっぷりの原稿を書き上げて送付。これまでは、飛び込みで何度も企画を送ったことがあったが、なかなか採用されなかった。そこで作戦を変え、完成度が高い4本の企画を送付することで、1本でも採用される可能性が高まると考えた。また、4本作ることで、私の強い思い入れや、執筆能力を評価してもらえるのではないかという思いもあった。
 
■2013.6.28 
私の経歴を見た編集者より、ネットワークスペシャリストの書籍を執筆しないかとの相談あり。私が送った4つの企画に関しても、前向きな評価をもらう。
 
■2013.7.4 
・資格担当の編集者より、初めてメールが来る。本のコンセプトや発売時期、内容に関する詳しい企画がついており、本に対する情熱を感じる。
・共著者の候補と電話で相談し、勢いでやってみようという決断をする。編集者に「やります」の返事。このとき、深い考えは全く無し。
 本音を言うと、別の4つの企画を通してもらうためには、この誘いは断れないという事情もあったことは事実である。

■2013.7.16 
依頼に対し、私が作りたい本の企画書を送付。かなり細かいところまで要望を出す。編集者に遠慮することなく、自分が作りたい本をストレートに要求。

■2013.8.3 
編集者と初めて打ち合わせ。方向性は概ね一致している。企画書に従い、順に打ち合わせ。
 ターゲットの想定に合わせた内容、カバーデザイン、発売時期、価格、章立て、コラムの内容、原稿の書き方、編集作業の方法、本の大きさ、付録、タイトル、イラストレータ、「ですます」調か「である」調かなどなど、細かく打ち合わせ。私は、小さいところまでとことんこだわりたいタイプである。読者に皆様に、お金を払っていただくわけであるから、当然だと思っている。
 だが、いくつかの点で議論が紛糾。価格に関しても意見が異なったが、一番は発売時期。発売時期を早めたい編集者の要望に対し、私が反発。いい本を書くには時間がかかるからじっくり書かせてほしいと強く訴える。タイトルに関しても紛糾。中身も重要だが、タイトルは、その本のコンセプトを表すもの。安易に決めたくはない。結論は持ち越し。
 編集者からの意見で、今回のコンセプトはとんがった本であることから、その使い方を書いてほしいとの依頼がある。たしかに、この本をうまくつかって合格してほしいという思いもあることから、承諾。

■2013.8 
本のコンセプトに合わせ、構想の立案。どういった本にしたいのか、何を伝えたいのか。これが本を作る原点である。その点を真剣に考える。
 資格対策である以上、合格できる本であることが第一。加えて、読者の皆様のモチベーションを上げるようなウキウキする本であることも大事。残念ながら、本を1冊読めば受かるような試験ではない。皆さんのやる気を引き出す本であるべきだ。
 加えて、他には無い本を作る。これは重要だ。他社で存在する本であれば、わざわざ私が作る必要もない。すでにあるから、それを買ってもらえばよい。
 構想が決ったら、章立てを考えつつ、中身も書き始める。最初は、真剣に書くというよりは、ネタ集めという感じ。
 
■2013.8.7 
仮の構想を編集者に送る。午前の重点問題を解説しようと考えた。(後にやめることに。)
 
■2013.9 
・上記の構想を片隅で考えつつ、新しい本の執筆を進める。加えて、全く違う小説も書き始める。あきっぽい性格なので、常に複数の原稿を書き、モチベーションが下がったら違う本を書くようにしている。
・勉強方法に関して、まとまったものを書くのか多いに悩んだ。毎年改訂するのであるが、同じ内容を書きたくない。でも、勉強方法が毎年変わるわけではなく、多少の書き方は違っても、根底は同じである。違うことを書くことで、読者の皆様が混乱するのではないかという懸念も強かった。
・東野圭吾さん原作の「G@ME」が面白かったので、それを意識した小説風の合格のコツを書き始める。これは、単に楽しいという理由で、スラスラ書くことができた。
 主人公の女性(樹里)と先生がゲームをする。先生の言う通りにして樹里が試験に合格すればことが正しいければ先生の勝ち。不合格なら樹里の勝ち。負けた方は相手の言うことを一つだけ聞くというもの。個人的にはなかなか面白いと思って気に入っているが、若干強引なところもある。このネタはとりあえずお蔵入りさせることにした。→後日、ネスぺ29で採用
 
■2013.10 
原稿の締め切りは1月というのに、さすがに何も書かないのは焦ってきた。そこで、勉強方法などについてまとめ始める。これまでBlog等で書き溜めたこと、勉強法に関する見識を高めるために200冊以上の本を読んでノートにまとめたことなどを振り返り、構想をプロット化する。
 書き出したら、やはりしっかり書きたいという思いが強くなり、真剣に書き出す。
 
■2013.10.15 
編集者とは時折やり取りをする。タイトルと価格設定が気になり、確認するが、まだ未決定ということ。最終決定権は社長にあるということを初めて知った。なんとしても安易な名前だけは避けてほしいと思った。
 とりあえず伝えたのは、短い言葉で言えるタイトルにするか、読者の方に統一した略称を言ってもらえるものにしてほしいということ。ミュージシャンは略してもらえることを前提に名前を付けることが多いらしい。たとえばELTなんかもそうだ。
 
■2013.10.17 
勉強方法のラフ版を編集者に送る。Wordにつらつらと書いたものを、パスワードをかけてメールで送信。
 編集者からはすぐにレスがきて、大絶賛される。間違いなくリップサービスであり、私のモチベーションを上げようというのが見え見えである。でも、著者として悪い気はしない。
 
■2013.10.22 
イラストを誰に書いてもらうのかを相談。イラストもキーポイントとなることから、双方で検討することにする。イラストによって、本の雰囲気は大きく変わる。また、同じイラストレータでも、本のコンセプトに合わせたタッチにしてほしい。即決とはいかない。
 
■2013.10 
勉強方法のラフを一旦仕上げ、プロの文章の先生に添削を依頼。後日、真っ赤になって帰ってくる。
 
■2013.10.24 
本書の使い方の原稿を一気に書いてみる。思いつくままに書くので、明け方3時くらいに起きて、4時間ほどで一気に書き上げることができる。
 だが、この後に書くつもりであるが、そこから完成までが遠い。本当に遠い。全部で20回は書き直すと思う。嘘だろう?と思われるかもしれないが、実は本当である。自分だけでもまずは5回は書き直す。一旦書き終えて、しばらく寝かせてから見ると、なんてひどい文章なんだ!と思うのだ。そこで、何度も手を入れる。また、トイレや風呂に入っていると、ふと加筆したくなることがある。そうやって書き直して一旦出来上がる。
 その後、共著者に見てもらい、意見をもらう。それでまた書き直す。その後、編集者にアドバイスをもらって、また書き直す。さらに、文章のプロの先生に見てもらうと「真っ赤」になって返ってくる。ここで、また納得いくまで、3、4回は書き直すはめになる。再度先生に見てもらうが、また赤字での修正がある。こうやって精度を高め、初校にしてもらうために編集者に送る。編集者が図を直したり、出版社のルールにしたがって文章を整え、初校ができあがる。それを、チェックして修正を送り、再校。そして、最終校となってチェックが完了。本を書くのはすごいエネルギーが必要で、ブログは楽だなーと思う。
 余談であるが、校正もせずに思いつくままに書くだけであっても、ある程度の内容である自信はある。であれば、本にせずにブログに載せるだけにとどめておけば、その何倍の量の原稿を世に提供できる。たとえば、ネットワークに限らず、セキュリティやプロマネ、応用情報など他の試験の解説も書けるのだ。どっちがいいのだろう?と悩むときもある。
 
■2013.11 
違う出版社から、違う本を書かないかという依頼を受ける。かなり重い依頼ではあったが、構想を考えてみると、面白い。ただ、ライバルも多いので、どう差別化をすべきか。どうやって読者の皆様の価値とするのか、そのあたりが難しい。(この件は、とりあえず後回しにすることになった)
 
■2013.11.18 
全体的な章立てを決める。コラムであったり、付録であったり、合格体験であったり、文章にする部分については、粗かった部分を細かく決定していく。あくまでも、読者の皆様に有意義な本を提供するという観点で書くということだけを間違えないようにする。
 そして、編集者にその内容を送付。
 
■2013.11.20 
編集者は私の細かい案に対し、さらに細かく提案をしてくる。カバーを取ったところや、カバーの裏、カバーの襟の内容などまでである。考えることがたくさんありすぎて、正直お腹いっぱいになる。でも、惰性で作るのではなく、そこまで考えてくれるというのはありがたいことだ。こちらも真剣に考えて、意見を述べる。
 
■2013.11.22 
・10月中旬には仕上げていた「勉強方法」の原稿を、幾度となる書き直しの結果、やっと編集者に送ることができる。脱稿版というらしい。初めて知った。
・折り返しで、細かな指示がくる。たとえば、言葉の使い方。「本文」と書くのか、「問題文」と書くのか。
強調したい部分の協調の仕方。ポイントのまとめかたなど。
 
■2013.12.5 
・所属しているITの団体から、新しい研究をしませんか?と誘いを受ける。しかも私がリーダとして。
いっぱいいっぱいでごめんなさい。キャパが少なくてすいませんとお断りをする。ごめんなさい。
実はこのとき、最初に送った企画の本と、この本、それと後ほど後回しにする本の3冊を同時に進めていて、本当にいっぱいいっぱいであった。
・まったく同じタイミングで、今度は付き合いのある別の出版社から、ありがたいお誘いを受ける。違う本の執筆である。今書いている本が書き終わったら是非お願いしたいため、打ち合わせだけ行い、執筆時期と内容について相談する。こちらの忙しさも了解してもらう。
 
■2013.12.6 
合格に必要な格言を考える。今まで莫大な量の本を読んできて、その中に格言もたくさんあった。それらと絶対にかぶってはいけないということもあり、自分らしく自分の言葉で考えてみた。20個ほど考え、編集者に送る。各ページの節目で入れてもらうことになるだろう。
 
■2013.12.12 
またまた別の出版社より、原稿を書いてくれないかという依頼を受ける。ボリュームが大きくないのと、時期をずらせそうなので、深く考えずに了解する。心理的には余裕があまりない状態がこれからしばらく続く。
 
■2013.12.12 
編集者よりイラストレータの候補がくる。サンプルの絵がついているが、みなさんとてもうまい。あとは、今回の本とコンセプトが一致するかということである。この本のテーマに合わせたカットを書いてもらうように依頼。
 
■2013.12.15 
・共著者より、過去問解説が1問分仕上がってくる。よくできている原稿である。とてもよくできているが、これはまだスタートライン。いまから幾度となく書き直しが始まるのである。
・今回は、設問の全体マップを付けてみようと考えた。設問にはテーマがある。そして、課題がある。それが、すべての設問の答で解決するのであるというストーリーができている。それを解説の最初に入れるのである。(→後日、削除することにした。実際に書いてみると、いまいちの内容にしかならなかった。書き方が悪かったのかもしれない。再検討したい)
 
■2013.12.18 
過去問にあった製品に関して、メーカから評価版を借り入れ、実際に試してみる。過去に何度も触ったことがあったため、それほど苦労はなかった。ポイントとなる技術の動作を確認するのと、画面キャプチャを取って、原稿に加える。
 
■2013.12.19 
夜になって、メーカの方と合同検証をする。過去問にあった新技術について深く知るためである。メーカの方は気持ちがいいくらいに優秀だ。若いのに本当にすばらしい。とても楽しい時間が過ごせただけでなく、原稿の貴重な材料が集まった。
 
■2013.12 
ここからは、共著者が過去問の草案を書き、それを私が加筆修正、コメント、ときに実機検証をしながら原稿を加えていく。そして共著者に戻す。その後、共著者が修正、それを私が再度チェックし、仕上げていく。もう一度、技術的に確認したいところを共著者に戻して加筆してもらう。それをもとに私が仕上げに入る。
 仕上げはとても時間がかかる。図の一つ一つ、言葉の一つ一つを全て、なぜその図を入れるのか、この言葉をなぜ使うのか、分かりやすい文章になっているかなどを考えながら書くのだ。気になるところは実機で確かめる。文言としては、Wordの校正ツールや市販の校正ソフトも使って確認をする。
 もう一度、共著者に送り、最終チェックをしてもらう。それを受け取って私が仕上げをして、やっと編集者に送ることができる。脱稿版だ。
 
■2013.12.20 試験の合格発表
 発表直後から、合格体験をたくさんいただく。本当にありがたい。しかも貴重なご意見ばかりである。皆様の苦労と工夫、感動など、たくさんのこといただけた。是非これを本にいれたいと感じた。
 その中に、16歳の最年少合格者も含まれていて、是非取材してみようと考え、連絡を取る。
 
■2014.1 
この正月は久しぶりの9連休ということもあり、朝から晩までひたすら原稿を書き続ける。ひたすらである。
 
■2014.1.12 
いろいろあった結果、イラストレータを決定。時間もないことから、いそいで色々と書いてもらうことになる。イラストレータさん、無理を言って本当にごめんなさい。
 
■2014.1.14 
・たくさんいただいた合格体験を、本の欄外に順に入れることにしようとなり、私の方で心に残る内容をピックアップ。全部で30くらいを編集者に送る。
・すでに脱稿版を送っていたコラムであったが、内容をいくつか変更することにした。久しぶりに会った高校教師をしている先輩から心に刺さる言葉をもらったからである。物書きであっても、常に原稿を書いているだけではなく、いろいろな人と接し、人間らしい生活をしないといけないと改めて感じた。
・表紙についても考え始める。表紙は読者が最初に見るところ。やはり徹底的にこだわりたい。
 
■2014.1.20 
・編集者より、タイトルの2案がくる。しかし、どうしても納得ができない。タイトルがおとなしいのである。たとえば、一つは「最強の」という言葉が入っているが、「最強」とつけさえすれば「最強」をイメージしてもらえるとは限らない。
 やはり、この本のコンセプトやテーマが何かを考えてのタイトルにしたい。そして、インパクトも大事だ。極端であってもいいと思う。
 すぐさま、編集者に電話して、長時間格闘する。また、私の思いを文章にしてメールでも送る。表紙のラフデッサンもつけて送る。とにかく必死だ。
・それとは別に本文のイメージが来る。レイアウトや組み立ての確認である。さすがプロであり、悪くはない。個人的にはあまり興味がないところであり、「問題ありません」と伝えた。
 興味が無いというのは語弊があるかもしれないのであるが、シンプルだが綺麗にまとまっていて、本文を邪魔していないのである。
 とはいえ、細かいところを数か所は指摘している。
 
■2014.1.21 
カバー裏、しおり、などを考えて編集者に送る。しおりに関しては、何パターンも考えた。まず、しおりを使うシーンである。基本は勉強中にこの本にはさんで使う。だが、できればそれで終わってほしくない。違う本で使ってもらったり、仕事や勉強机に置いてほしい。壁に「合格」と目標をはるようなイメージだ。
 
■2014.1.21 
某メーカに訪問し、取材および共同検証を実施。この結果も原稿とする。
 
■2014.1.26 
少し終わりが見えてきたこともあり、合間で書いた新しい本の原稿を編集者に送る。めちゃくちゃ斬新な本であり、有用な本だとは思うが、まだまだ荒い。
 
■2014.1.27 
著者プロフィールを送るが、編集者よりダメ出し。もっと詳しく書いてほしいとのこと。確かに、プロフィールを見て本を買う人も多い(私もその一人)。ただ、個人的には中身だけで勝負したいというのもある。たとえば、漫画なんて著者プロフィールは無い。でも、売れている。
 とはいえ、本の場合はみなさんプロフィールを考えて書いているので、従うことにした。

■2014.2.1 
初校がやっとできあがり、編集者から宅配で送られてくる。いよいよ本になるなーということで、少しうれしさもある。私の脱稿版はWordで書いたものであるし、図は全て手書きである。あの汚い原稿がこれほどきれいになるのかと思うと感慨深い。
 原稿チェックは手を抜けない。真剣だ。でも、どれだけチェックしても完璧にはならないのがつらい。
 
■2014.2.3 
索引をつけるかどうかの相談があった。編集者はつけたいと言われたが、私は無にしようとお伝えした。何のための索引かである。参考書のように辞書的にひくものであれば必要だろうが、今回はそういう本ではない。小説や漫画に索引が無いのと同じだ。

■2014.2.4 
タイトルが決まる。私の意見を採用してもらえた。少しほっとした。それが果たして吉とでるかは全く分からない。でも、チャレンジしてみたかった。林真理子さんの本に、「チャレンジして失敗したときの後悔は時間とともに小さくなるが、チャレンジしなかったことの後悔は時間とともに大きくなる(言葉はだいぶ違うだろうが、ニュアンスはそんなかんじ)」と書いてあった。その言葉に共感した部分が大きいと思う。
 また、そのタイトルに合わせてはじめにや表紙デザインなど、統一性を持たせるように考えて編集者に案を送る。本の内容については、もともとタイトルと合わせている。
 
■2014.2.6 
まえがき、プロフィールを完成させる。

■2014.2 
バラバラと初校が届き、そのチェック
 
■2014.2.7 
カバーイラストのラフが届くが、ちょっとイメージが違う。大人っぽいのである(以下)。
即座に修正を依頼する。

■2014.2.10 
カバーイラストの修正版が届く。かなりイメージに近くなった。しかし、それ以上は専門のデザイナーさんと編集者で調整するとのこと。私はあまり参加できない。とても残念である。まあ、会社の方針であることから、しかたがないだろう。
 
■2014.2.11 
最年少合格者の取材。そして、それをすぐさま原稿としてまとめる。

■2014.2.23
初校をすべてチェックし編集者に送り返したと思ったら、再校がやってくる。1章2章あたりはかなり前に初校を返していたので、 それを編集者が反映し、編集者がチェックしたものが送られてくるのである。
 チェックはきりがないが、チェックする内容も仕上げに入る。用語統一や,誤字脱字,文章のつながりなどの修正が中心になる。さすがに、今さらページ数を変えるような変更は厳しい。
 私がチェックする間も、編集者は2、3度チェックしてくれるという。ありがたいことだ。

■2014.2.27
カバーとカバー裏が届く。かなり特徴的な仕上がりであるが、私は気に入っている。編集者の力がこもった力作だと思う。カバーの良し悪しは合否には直接関係ない。でも、読者の方にとっても、できることならかっこいい本を持ちたいのではないか。

■2014.3.2
再校の直しを送付、プロフィールやはじめになども修正。こちらは初校、再校の手続きをふまず、1回のやりとりだけ。

■2014.3.5 
・印刷所に入校。その後、印刷データが出来上がり、それを編集者が最終チェックをし、印刷がスタートする。
・Amazonでの登録が完了。

■2014.3.5 
・編集者より最終チェックが完了の連絡が入る。見本ができあがるのが楽しみ。Amazonのサイトに表示されるようになった。いよいよ予約販売開始である。
・今後は、書店営業や販促などを引き続き行っていくことになる。まずは付録の検討である。本に入れ込む販促用の付録。読者の皆様にとって有意義なものにしたい。

■2014.3.20
・見本が届く。文字が大きく、イラストもたくさんあるので、比較的読みやすい本に仕上がったのではないかと勝手に思っている。
・一部の書店で、店頭販売が始まる。実はこのことを私も知らず、読者の方に教えていただいた。

■2014.3.27
店頭販売とAmazonでの販売開始